Mikage Shinai Christ Church

「神は愛なり」

御影神愛キリスト教会員 T姉


私は3姉妹の長女として生まれ、御影の地で育った現在68歳です。幼い頃から家庭内に暗雲が・・・。それは働き者で真面目な父ですが、酒癖が悪く度々暴れる事でした。いつも助けに入ってくれた隣のおばさんがクリスチャンでした。私達に教会学校へ行く事をすすめて下さいました。私が10歳、妹8歳と4歳と共に教会学校へ行く事にしました。赤い三角屋根の上に十字架のある2階建ての教会です。そこは、別世界でした。オルガンの音、讃美歌、聖書のお話し、優しい杉本牧師先生、笑顔でオルガンを弾き美しい声で歌われる満子先生、教会学校の先生方は親しく話しかけて下さり、次第に心が楽になっていきました。礼拝堂の正面には〝神は愛なり〝と筆文字の書が掛けられています。とても印象的でした。


高校生になると教会学校のお手伝いをするようになります。私は幼児クラスでSさんから学び、指導して頂きました。その幼児クラスの生徒として瀬古慎二先生もいました。3歳位でチョロチョロしてかわいい男の子でしたよ。礼拝出席する中で、「主イエスを信じいなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」と御言葉が心に響きました。神様は私も父母も妹も救って下さるのだ! 素直に「はい、信じます。」と信仰告白をして17歳の春に住吉川上流で、杉本先生から洗礼を授けていただきました。その年は大阪万博が開催されており教会には、ろう者が導かれ手話の学びも始まりました。

やがて妹も洗礼を受け、ピアノ伴奏や歌のご奉仕に用いられ共に神の教会に在る事を感謝する日々でした。その後、神様の導きによりTさんと結婚、その年母が洗礼を受けました。私達には息子と娘が与えられそれぞれ成長し、自分の意思で信仰告白をして、洗礼を授けていただきました。そして、父は病床の中、神様を信じて天に帰りました。感謝するばかりです。

1つの奇跡をお話します。私の両親と同居する事になってから、色々な問題が起きた時、母と共に祈る時が多くなりました。ある朝の事、洗濯機がガタガタジャンプして止まったのです。これまでも何度か同じ事があって、母と洗濯機に手を置いて祈りました。でも、今日は動きません。今すぐ新しい洗濯機を買うことも出来ません。あ~あ。その日の午後、主人がトラックに荷物を積んで帰って来て「おーい、これいるかー?!」「何?」見ると大型の洗濯機ではありませんか。別に乾燥機まで。私達には贅沢な品物です。母と2人歓びがあふれ、神様ありがとう、そして主を賛美しました。

♪主の山に備えあり全ては主のみ手に必要の全てを主は満たしてくれる~♪ アーメン。

今も神様の不思議な業は続いています。