恵みに感謝して
御影神愛キリスト教会員 I 姉
1932年生まれの私(現在89歳)が信仰を与えられた動機をお証し致します。
御影の山手に住んでおりました叔母の信仰によって導かれ、私たち(姉と私)は父なる神、イエス・キリスト、聖霊なる神を知り受け入れました。
私の実家は代々、神社・仏閣の建築に携わる家として縁の神社にお参りし、毎朝神棚に手を合わせて祈る生活をしておりました。しかし、神様の憐れみにより、生ける真の神、天地万物を造り全てを支配しておられる全能の神様に見出され、主の贖いの業により新しい声明を与えられ、神を愛する者と変えられ、日々新たにされて生かされております。ただただ感謝致しております。
私が洗礼を受けましたのは、昭和24年です。京都の故U先生により授けられました。
御影神愛キリスト教会の起源は、昭和23年に宣教師が叔母の家に寄留され、家庭集会を始められた事に由来します。その後、場所を購入されて、東灘神愛基督教会が発足し、現在の御影神愛キリスト教会へと繋がっております。教会の歴史は記念誌に詳しく書かれています。先人の労苦と涙の祈りによって、70有余年の素晴らしい教会へと成長しました。これは神様がなされた業であり、唯々栄光を神様にお返し致します。
現在の私は、介護付き有料老人ホームで生活しております。2年前までは自宅から毎週礼拝に参加しておりました。しかし、入所半年目にコロナが発生し、自由に行動することが出来なくなりました。閉塞的な環境の中でも主がともにいて下さり、感謝の日々を送っております。昨年11月からやっと15分間の面会が許可されましたが、オミクロン株の急激な増加で、人々との繋がりが断たれようとしています。
人間の弱さを嘲笑う悪魔の働きに対抗して立ち上がりましょう。私がこの環境の中で思わされる事は、世界に真の平和・平等・平安・自由・信仰・希望・愛が満ち溢れることです。未だ救いに与(あずか)っていない世界中の人々のために祈ることが、私たちクリスチャンに与えられた責務です。
私の信仰生活の中で神様が常に共にいて、正しい道に導いて下さったことを感謝し、お証しと致します。教会員の皆さまのお祈りに御礼申し上げます。
“栄光在主“ 詩篇136:1-9、23-26
主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。(1節)