Mikage Shinai Christ Church

2018年1月 “神様との出会い”

“主の山に備えあり”

昨年のクリスマスで、私は2001年12月に青森市の教会で洗礼を受けて16年になります。今回は「教会だより1月号」への寄稿の声を掛けていただき、主と出会い過ごした時間を振り返りたいと思います。少しお付き合いいただければ幸いです。

私は今年で49歳になります。幼少は父が百貨店に勤めており、転勤で香港で小学生4年生までの5年間を過ごしました。当時は、父の会社が香港日本人倶楽部で毎年、従業員の家族を招きクリスマス会を催し、その時に子供は精一杯のおめかしをして大きなプレゼントを貰います。

当然ながらクリスマスの意味を理解していませんでしたが、今でも非常に楽しみにしていたことを鮮明に覚えております。

そんな私が教会と縁を持ったのは、妻と1998年に結婚した大津支店の時です。翌年に長女を授かりました。産後に妻の調子が悪く、連れられて近くの教会に行くようになってからです。今までは運よく思い通りに物事を進めていた私にとって初めて努力しても展望が開けない経験でした。1年程でしょうか、夫婦で祈りました。

そんな中で2000年の年末に青森支店に転勤の辞令が出ました。その冬は特に寒く、引っ越しで届く荷物は凍っており、関西で育った私たちは自然の厳しさを感じました。長女の幼稚園を決めるのに教会の付属であることを妻が望みましたので青森バブテスト教会の礼拝に親子で出席するようになりました。

初めて迎えた青森の春は冬の反動もありそれは素晴らしいものでした。雪解けの後、4月から5月にかけて梅、桜、林檎の花が一斉に咲いていく様子には感動しました。そしてその年に洗礼を受けました。妻もすっかり回復し、私は主への感謝でいっぱいでした。その後、長男が生まれしばらくして神戸に越しました。

御影神愛キリスト教会へは大津の教会の紹介で伺いました。こちらで青森の教会の牧師にお名前をうかがっていたTさんに声を掛けていただき縁を感じお世話になることになりました。次女は神戸に来て翌年に生まれました。生まれた時に心臓に疾患が見つかり直ぐに手術を行いました。その時は教会の皆様方の祈りに支えていただき有難うございました。早いもので2月に次女も11歳になり、今では我が家のム-ドメ-カ-です。

現在は勤務先が岸和田になり、毎日、神戸の自宅から通っております。ここ数年感じるのは観光客の増加です。朝の7時過ぎの特急ラピ-トが満席になり百貨店も売り上げが増加しているようです。仕事が証券会社の営業ですので変化を感じる毎日ですが、これからが楽しみです。

今迄も色々な困難、試練がございましたがこれも主からのプレゼントであったと今では感じます。これからもピンチはチャンスと信じて祈り主に尽くしてまいろうと思います。
「主の山に備えあり」(創世記 22:14)

最後に妻と子どもたちに「ありがとう」と感謝の言葉で終わりたいと思います。