Mikage Shinai Christ Church

2019年2月”あなたが握っているものは・・・?”

御影神愛キリスト教会 伝道師 瀬古博子

 私たちは知らない間に自分で握っている自分像というものがあるのではないでしょうか。「私はどうせ、いつも失敗ばかり」「私は誰からも愛されていない」「私の人生に意味はない」・・・のような否定的なものや「私はこういうことが得意な人間である」「私は誰からも魅力のある人としてみられてる」・・・のような肯定的なものなど、人それぞれ自分で思う自分を握っているように思います。

 自分像を否定的なものとして握っている方は何かうまくいっても、「これはおかしい、私がすることの結末は良いものになるはずがない」、といってうまくいくことをも壊し始めるという行動に出ることがあります。また肯定的な自分像を持っている人が自分のできない分野で壁を感じたり、自分を否定する問題が生じると「自分を否定することが起こるのはおかしい」といって現実を受け止められなくなったりする方もいらっしゃるように思います。

 それは何故なのでしょうか。それはその手に握っているものが正しいものだからではないのです。否定的なものは勿論のこと、肯定的に見えるものでも正しくない場合が多いのです。肯定的に見えるものもほとんどが条件付きだからです。「こうできたら良い」「それを持っていればOK」等とできることだけに目を向け、できないところから目をそらして受け入れずにいるからなのです。だからできないところを目の前につきつける現実が起こると受け入れ難く、その人の持っているものも崩されていくのです。この世界は能力が高いことが良い、姿形のよいものがいい、所有物が多い方がいいというような条件がいいことだけに価値があるとしがちなので、その価値観によって自分像を握ることになり、正しいものを握ることができなくなっているのです。

 それでは何を握ったらいいのでしょうか。「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」という神様があなたに語っておられる言葉です。この言葉をある英語の訳にすると「わたしはあなたを愛している。だからあなたは高価で尊い」となるそうです。そうなのです。何かを持っているから、何かができるからではなく、神様に愛されている存在だから私は高価で尊いという自分像を握るべきなのです。そうしたら失敗しても失っても、自分像は崩れず私はこれでいいと想い続けることができるのです。ぜひ、今握っているものを捨てて、「わたしの目にはあなたは高価で尊い。あなたを愛している」という正しい自分像を握って下さい。何が起こっても振り回されない自由な人生を味わうことができるようになります。皆さんの祝福をお祈りしています。