Mikage Shinai Christ Church

2019年2月”神様との出会い”

“困難からの解放” 御影神愛キリスト教会客員 大森弘子

 私がイエス様を信じて救われたのは40歳の時でした。それまで約10年間、教会の兄姉から福音による、天国と地獄、そして病の癒しや証し、奇跡などについて話をしてくれましたが、その時は聞き流していました。地獄といえば罪人、例えば殺人や嘘つき、行いの悪い人が死の地獄へ行く恐れがあるのだろうか?と思っていました。しかし私のお爺さんやお婆さん、そして伯母さんの死に顔は安らかでしたので、きっと天国へ行っているのかな?と思いました。

 ある伝道集会が二日間にわたって行われ、教会の兄姉から誘っていただき、夫と一緒に参加しました。病の癒しや奇跡が起こったことなどを初めて見聞きしました。その後、イエス様を信じたい人は手を上げなさいと言われ、夫はなんとなく信じたいと思い、その場に立ちましたが、私はずいぶん迷いましたが、夫に従うべきだと思い立ちました。杉本牧師からイエス様を信じますかと言われたのでびっくりして、「はい、信じます」と言ってしまいました。心の中ではまだ本当に受け入れられなくて悩んでいたのですが、毎週日曜日には教会へ行くようになりました。 

 神の愛や十字架の愛、そして復活というお話を聞き、本当にイエス様を信じる決心をし、洗礼を受けました。私の罪は神に背いていたことでした。その後の信仰生活の中で、恵まれたことや悩むこと、夫から精神的な病のために叩かれたり、いろいろなことがありました。教会を離れていた夫が交通事故のために入院してしまった時、「僕が悪かった。ごめんなさい。」と言って再び信仰を持つようになりました。そうした時、また誤嚥性肺炎のために入院をし、そして天に召されました(2013年5月30日)。天に召される最期の時は「ありがとう」と言いながら神様の守りの中でとても安らかでした。振り返ってみると、本当に辛かったけれども、今は解放されて平安の中で、どんなことがあってもイエスキリストと共にあり、日々楽しく過ごしています。 

“ 望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい   ローマ12:12