Mikage Shinai Christ Church

Daily Archives: 2020/05/17

2020年5月「いつまでも残るもの 」

御影神愛キリスト教会 牧師  瀬古 慎二

愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない。不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。愛はいつまでも絶えることがない。」

コリント人への第一の手紙13:4~8

 

  新型コロナウイルスの感染の拡大が始まって、2か月ほどになるでしょうか。多くの方々が不安や恐れの中にあることと思います。こういった状況になると、それぞれ人の持っているものが如実に露わになって来るものかと思わされます。先日、ある町で、家族の中でコロナに感染した人がいるというのが分かったため、その家族は町中の人から白い目で見られ、誹謗中傷を受けたそうです。確かに誰もが見えない恐怖に恐れを抱くのはわかります。しかし、コロナ以上に恐ろしいのは、そのような人の思いではないかと思わされます。

  しかし、また反対に良い心を持って生きる人もいます。このような状況の中にあっても、人への感謝、人への親切を忘れずに、人を励まし、支え合う人たちもいます。ある国での出来事ですが、病院で清掃のお仕事をされている方が、仕事を終えて帰宅すると、アパートの住人たちが、その方がフロアを一階上がるごとに、その方を拍手で迎えてくれたというのです。なんと心温まるお話でしょうか。

  私たちが、問題や恐れを乗り越える力、それは、互いに思いやる愛の力ではないでしょうか。私たちは自分のことばかりではなく、他の人のことを思いやる心、大切に思う心を忘れずに生きていきたいものです。そして、その愛の力を与えて下さる方こそ、神様なのです。なぜなら、「神は愛である。」(聖書)からです。私たちが、愛の源である神様を信じ、神様と共に生きるとき、神様からいただく愛によって、人々にも愛を分かち合うことができる人に変えられていくのです。神様を信じて歩んでいきましょう。そして、この困難を共に乗り越えていきましょう。

  皆様の上に神様の限りない愛と恵みがありますよう祝福をお祈りしています。

2020年5月「夫を失った私を守って下さった神様」

御影神愛キリスト教会員 K

 結婚して12年目に夫が交通事故により他界しました。それがイエス様を信じるきっかけとなりました。それまでの私は、生まれつきの聴覚障害者でしたが、負けず嫌いで、我慢強い性格であったせいか、色々な問題や悩みがあっても、努力したり我慢したりして解決したつもりで、神様を信じようとは思いませんでした。ところが、いつものように元気に車を運転して仕事に出かけた夫が、夜遅く帰る途中、突然の交通事故であっという間にいなくなったので、悪夢を見ているのか、喧嘩ばかりしていた私のせいでこんな事になったのかと思ったりして、恐ろしくてたまりませんでした。多くの友達に慰められたけど、一人になると涙が出て、とても辛かった。その時の息子は、まだ9歳で小学3年生でした。一人息子なので、私一人で育てていけるか、将来はどうなるか、非行に走らないかなど、次から次へ心配事が湧いてきて不安でたまりませんでした。

 そんな時に、クリスチャンの友達に誘われて教会へ行くようになりました。聖書のみことばに、

「主を信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます」

使徒16:31

とあったので、神様にすがりたい気持ちになりました。そして一年後の夏に洗礼を受けました。それからもう33年・・・その33年間を振り返ってみると、本当に波乱万丈、色々な事がありました。交通事故、詐欺被害、転職、引越し、会社での人間関係等、色々なトラブルがあり、困難で苦しかったことが何度もありました。しかし、神様にお祈りすると、その度に助けられ解決していったのです。

その2つをお話しさせていただきたいと思います。

(1) 詐欺の事:夫が亡くなった後、知らないヤクザっぽい男性三人が突然家に来られ、亡夫に貸した500万円を返せと借用書を出してしつこく脅かされた事があったので、本当か?と亡夫の友達に確認に行ったり警察に助けを求めたりしたけど、解決出来ず困りました。教会の先生に相談して、紹介して下さった弁護士さんのアドバイスにより、無事に損害もなく解決出来たのです。助かった、詐欺の恐怖から守られたと安堵しました。

(2) 就職の事:昔から障害者だから事務職は無理だと言われましたが、夢に見ていた一流建築会社になんと入社出来たことに、驚きと喜びも忘れられませんでした。人間関係や仕事の厳しさなど色々の苦労もあったけど、何とか定年退職まで続ける事が出来ました。いつもお祈りして神様に聞いていただいて守られたのだと感じました。

「あなたがたの会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」

コリント第一10:13

 大きくなった息子も、高校一年の時に洗礼を受けました。今は、神様から与えられた賜り物をいかした仕事に就き、6年前に独立、デザイン事務所を設立して頑張っています。それから息子の妻も、結婚する前に神様を信じて洗礼を受けました。私の良き話し相手になってくれています。
 イエス様のお陰で、今も心は平安です。いつも神様に感謝しています。ハレルヤ!